三浦豪太さん、アコンカグア遠征日記(2019年1月10日)

アコンカグア登頂に挑戦中の三浦雄一郎校長。同行する息子で医学博士の三浦豪太さんより、日々の様子が送られてきています!本サイトでも一部紹介してまいりますのでおたのしみに!


三浦豪太さん、アコンカグア遠征日記(2019年1月10日)

アコンカグア登頂に挑戦中の三浦雄一郎校長。同行する息子で医学博士の三浦豪太さんより、日々の様子が送られてきています!本サイトでも一部紹介してまいりますのでおたのしみに!

1月10日
天気 午前晴れ、夕方雪
5:30 起床
6:15 ラスクエバス出発
6:50 オルコネスよりヘリコプター出発
7:00 プラサ・アルヘンティーナ到着
7:20 雄一郎 プラサ・アルヘンティーナ到着
8:30 プラサ・アルヘンティーナにて朝食
11:00 テント設営
13:30 昼食
15:00 ミーティング
18:00 検診
19:30 夕食
20:00 食事計画、詰め
22:00 就寝

今朝は朝から無風快晴、ベースキャンプに行く期待大。

朝起きてからすぐにヘリコプターパッドがあるオルコネスに向かう。オルコネスはヘリコプターパッドでありながらアコンカグアルートの入り口でもある。ちょっと丘を上がればアコンカグアが望める。

到着するとヘリコプターのローターはブンブン回り、先発の平出君とケンロウ君を乗せ飛び立つ。ヘリコプターはすぐに戻ってきて今度は貫田さん、大城先生、僕を乗せベースに飛ぶ。
オルコネスの谷を抜け正面にアコンカグアを視界に捉えながら一気に飛翔。途中、コンフルエンシアのキャンプが眼下にあった、ここは徒歩や馬のキャラバンでベースへ向かうときの、オルコネスの谷からプラサ・ミューラスに行くため中継キャンプだ。そこから一気に機体は上昇、5000mの峠を越えると隣のバッカス谷に入り、僕たちのベースとなる<プラサ・アルヘンティーナ>に到着した。あっという間だ。

ヘリコプターは僕たちを下ろすとすぐに父達を迎えに行く。20分後、お父さん、金子さん倉岡さんを乗せたヘリも無事に到着した。
キャンプはまだ日が当たらない谷の影にあり冷え込んでいた。15個程の大きなダイニングテントと登山者用のテントが張ってある。ここがプラサ・アルヘンティーナのベースだ。モレーン(ガレバ)が終わったところに位置して、目の前にアコンカグアの東陵が見える。そこからわずかにポーランド氷河とピエドロ・バンデーラの岩か望める。右にはアメギノ(峠)が見える。これまでグーグルアースや地図で調べた光景だが、実際に観ると感慨深い。ここからアコンカグアの頂きを目指すのだ。

ついてすぐに僕達が使うダイニングテントに案内してくれた。
大きなドーム型のテントで8人テーブルが真ん中にあり、サービング用のフルーツやシリアルを乗せたテーブルも隅に置かれている。僕たちのミュール(馬)に乗せて運んだ別送便も到着していた。テントは鉄のフレームで外張りがあり、中張もある。ストーブも完備、入り口には顔を洗えるシンクもあった。床はウッドのフローリングがしてある。かなり快適なダイニングテントだ

みんながダイニングを囲むとすぐに朝食が出てきた。こんな極地でフルーツは食べ放題、コーヒーや紅茶、シリアルがあり、ブルーチーズを乗せたスクランブルエッグは絶品だった。これまで経験してきたベースキャンプより格段に過ごしやすい。しかし、ここはすでに標高4200m、食べすぎ、動きすぎは注意だ。倉岡さんから今日はあまり動かないようにと指示が出る。

朝食後、荷物整理とテント設営を行う。ちょっとした動きも息が切れる。
荷物整理をしていると隣の隊からお父さんと一緒に写真撮りたいと次々と人がきた。どうやらお父さんの噂はすでに広まっていたらしい。その中に面白い人がいた、父に見せたい写真があると言ってスマホに写っていたのがデナリ(マッキンレー)の僕の写真。昨年僕がデナリに登ったときにすれ違った登山家だった。思わぬ再会をした。

そうこうしているうちに昼食の時間。朝食はなんとステーキ!絶妙な味加減だ。
昼食後、一番気になっていた今後の動きをガイドと話しあう。ここからはジャニーを含め現地4人のガイドが合流した。登山計画は昨日のヘリコプター待機により一日遅れている。今後の高度順化とアタックに向けて大枠を話し合う。結果、登頂日は1月20日から1月21日になる。高度順化プランは変わらず3グループに分かれるが倉岡、平出、ケンロウ班は明日出発、大城先生と僕はガイドと共に明後日c1に向けて上がる。父はベース付近を中心に高度順化するという大枠が決まりそれぞれ午後を過ごす。

夕方、アコンカグア駐在のドクターに父の健康チェックが入る。問診と血圧、呼吸器を調べる。このチェックを通らないとアコンカグアに登れない
心配していた血圧だが、ここ数日安定して低くなっていた、見事合格である。さて、明日から倉岡チームは順化にあがる、夕食の後はアタックの食事計画を立て準備をして寝る。

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