三浦雄一郎&豪太 南米アンデス山脈 スキートレーニング日記 ③

5:30 起床
6:15 シール登り(豪太のみ)
8:00 朝食
10:00 スキー(豪太のみ)
11:30 村田さん家族出迎え
12:30 昼食
14:00 午後スキー(全員)
16:00 スキー終了
18:30 夕食

今日、村田さん家族と合流した。お昼くらいという話であったが、到着したのが11時半、
少し早めだったが、すでにその頃、ホテルのロビーで父と二人でみんなを待ち受けていた。
村田さん米国在住で著名な芸術家、実は2002年に一緒にチョー・オユーを登り行ったことがある。
とても紳士的でユーモアのある、一緒に山を登って気持ちのいい人である。
今回、僕らがチリでスキーをすると聞いて、後半のツアーに参加するため一足早くアメリカからやってきたのだ。
村田さんは他に、娘さん二人(アヤさん、ユキさん)と娘さんの旦那さんも(クリスとマイク)連れてきている。総勢 5 人だ。

 

村田さんと久々の再会

ロビーはごった返していて、チェックインに手間取る、相変わらず 16 時まで部屋に入れないと
いうので一緒に昼食を食べる。久しぶりの再会で、近況を聞くと、村田さんは先日オートバイレースで優勝したという。
地区の大会だったらしいが、その地区で優勝した最年長、77 歳での優勝だったそうだ。
昔からオートバイレースをやっているのは知っていたが、あんな危険なスポーツを続けているなと聞くと、ニコニコしながら「登山の方がよっぽど危険だよ」と言われた。
午後、みんなで一緒スキーに行く。村田さんはもちろんのことだが、娘さんも娘さんの旦那さん、クリスとマイクもスキーが上手い
村田さんは「娘が彼氏と結婚する条件はスキーができること」だという。そして「娘にもスキーをさせるのに随分お金をかけたからね」、と。
奥様とともに著名な芸術家である村田さんが、スキーやオートレースに夢中なのだ。素敵な一家だ。
今日、村田グループは来た䜀かりなので、僕らがこれまで 1 週間滑ってきた経験を生かして、ゆっくりとスキー場を案内する。
標高3000mあるバジェネバド、足慣らしのつもりでゆっくりと思ったが意外とみんなしっかり初日から滑れている。
聞いて見ると出身であるサンタフェは標高 2000m、なので高度はそれほど問題ないそうだ。
これまで父と二人きりで、これはこれで良かったのだが、久しぶりに父以外と話すことができて少し嬉しかった。

父を先頭にスキーを楽しむ

 

85 歳&77 歳、 16 年前にともにヒマラヤのチョー・オユーを登頂した仲間だ

 

午後の斜光に輝くアンデスの山並み

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